neroritan’s blog

50代1人暮らし。体調不良が増えても、五感の赴くまま過ごすことを目指した備忘録です。

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ふるさとは何処ですか

 

3月に入り、今日はひな祭りの日。

娘がいるころはあれこれ作っておりましたが、

1人になってからは、特にこだわらず^^;

さっくりと、苺のタルトとロゼワインをいただきました。

 

 

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gokan cake sartori pinot blosh


おひなさまは実家に送っているので、お顔が見られなくて残念です。


年度末のせいか近隣の道路は工事が追い込みのように続いていますね。
コロナの影響あれど、新年度で生活環境が変わってしまわれる方も多いのではないでしょうか。

新卒の方、就職転勤される方、ご家族の皆様も伴って、これからは、安心してやりたい事ができるような社会になってほしいと願います。

ワクチン接種の是非も問題になっていますが、きっと皆んなが受けることになるのかな…

延長が懸念されている緊急事態宣言も、これから気候が暖かくなっていけば、すべて解除になっていますように…


はい、そして私、これから先ゆっくり帰省しようと思っていた矢先に、実家から予想をもしない びっくりニュースが飛び込んできました!!!!!


実家の両親が


引越しをする!

と言い出しまして!!!
(´⊙ω⊙`)

 

え、今頃になって、今ー??!

帰省する故郷が、

変わってしまうのー?

 

と、若干動揺しておりまして

整理して、汗、汗

 

今回は、ふるさとのこと、引越しのこと、そんな内容です。
 

 


ふるさとが変わってしまう!

場所は、隣の県に、

もとよりお墓がある田舎に住む、戻るというのです。聞けば、前々から少しは考えていたらしいです。

まだ元気な今のうちにと。

それ、終活ってことだね。

 

私にして見れば、

両親が選んだ大切な選択、

隣の県とはいえ、

実家が、ふるさとが変わってしまう、

という、不思議なさびしい思いになってしまいました。

 

変わることで、

帰省時間はプラス1時間、

合計3時間半〜4時間ぐらいか…

今まで降りていた駅を通り過ぎてしまうことになります。

 

親の思い、子の思い

父にして見れば、兄弟も多く居て、お友達もいる生まれ育った故郷です。

若い時から事あるごとに故郷に戻っていたし、お墓もあるので、今住んでいる所にそこまで執拗にこだわってないよう。

 

定年まで勤め上げた会社があった場所も、退いてしばらく経つと、以前の事として…

思いは親兄弟のいる、ふるさとにシフトしてしまっているようです。

 

母は、小姑が周りにいて気を使って拒みたいのではと思いましたが、こちらが思うほど気にしていないよう。

これから何年も生きないし

(そんなこと言わないでっ)

もちろん父についていくとのこと…そりゃそうですよね。

 

母は、意外と土地にこだわりません。人によっては、この地から出たくない、とかあると思うのですが、そんな執着がありません。

母のお母さん、私の祖母は体が弱かったということと田舎に住んでいたということで、母は小さい頃から故郷を離れ、少し都会の叔母の所に居てまた少し異動を重ねてきたよう。

だから、どこでも馴染みざるをえなかった苦労人だったのに…天然なひとなのか?全く悲壮感を感じさせません。明るくて芯があるひとです。

  

 

高齢者の引越し事情

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goaisatsu

3〜4月は引越し繁忙期です。

思い立ったから今なのでしょうが、物件が見つかり次第と考えている様子、今のうちに下調べをしておくつもりのようです。

 

見積もりが大変かなと、父に様子を聞いてみましたら、こちらが気にするまでもなく、何社か既にコンタクトを取ったようでした。

 

今は、各引越し業者さんにおいて、高齢者向けのプランが各種用意されているようです。
もとより、荷造りも荷解きも全てお任せのラクラクパックがありますが、高齢者向けですと、それらはもちろんのこと、専属のアドバイザーが

物の要不要の判断

部屋の模様替え、

引越し後のアフターケア

などもフォローしてくれるサービスなどもあるようです。

 

例えば、アート引越しセンターのシニアパックというサービスは、暮しの整理士という、掃除や整理整頓、模様替えなどの業務を1年以上経験すると与えられる社内資格をもったスタッフさんが、整理整頓について無料で2時間アドバイスをしてくれるそうです。

 

知らない土地に引っ越すのであれば、ストレスも大きいでしょうし、初めは話し相手がいないことで、引きこもりやうつ病認知症なども心配されますが、

両親の場合は、近隣に叔母や叔父従姉妹達がいてくれるのが、とても心強く安心できることです。

高齢で何かあった時のことを思うと、すぐに駆けつけられる距離に子供たちがいないので、逆にこの選択で良かったのではと思います。

 

 

住めば都


私の初めての大きな引越しは、

結婚して子供が生まれてから元ダンナさんが転勤となった時、

実家から新幹線で2時間半かかる距離でした。

 

身内や友達は誰もいない

知らない土地で1からスタート、

身内から心配されましたが、

若かったせいもあってか、

さほど不安感はなく、解放感いっぱいでした。^^;

 

幸いその地は観光地だったせいもあり、ずっとおのぼりさん気分でいられて、楽しく散策ばかりしていました。

人も気候もとても穏やかで良いところ。とても暮らしやすくて、子供がいるとすぐにお友達もできるわけですが、世間で言われているようなママ友さんとのトラブルはほとんどなく、とても良い場所で子育てをすることができました。

 

結婚して実家を出るまで、

子供のころから住んでいた場所

(第1のふるさと)と、

子育てをした場所

(第2のふるさと)は、思い入れ深い特別な場所です。

 

暖かい季節が訪れてコロナが落ち着いた頃には、両親の引越しが無事終わり、家族や友人に囲まれて、心地よい暮らしが出来ていますように…

 

そして、皆様の人生に異動があります時も、ふるさとが、心安らぐ思い出深い場所となりますように…

 

最後までお読みいただきありがとうございました。