neroritan’s blog

50代1人暮らし。体調不良が増えても、五感の赴くまま過ごすことを目指した備忘録です。

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大腸内視鏡検査&ポリープ切除してきました

 

 

先週、大腸内視鏡検査をしてきました。

1cmのポリープが見つかり切除、がんではないけどポリープのなかでも中の上、1から5のなかの4になりかけのレベルだったようです。早い発見処置をしていただきほっとしました。

10年以上前に同検査を受けたことがありますが、安定剤等使用されず痛くてしんどくて(泣)いやな記憶しかありませんでしたが、今回の病院、先生の腕は素晴らしく看護師さんは慣れた対応でほっとする気配り、全く不快を感じることなく終わりました。来年からの検査、もうこわくない!!

以下順立てて記しておきます。リアルな表現や画像は避けていますが、不快に思われる方がいたら申し訳ございません。

 

 

検査までの経緯

1~2か月前ぐらいから右の脇腹辺りに筋肉痛のような少しの違和感あり。

以前(2020年初夏)に胃痛があり検査もご無沙汰だったため胃カメラをしたところ、ピロリ菌が見つかり除去をしました。

その時に慢性胃炎と診断され、鳥肌のようになった胃の内壁は元に戻ることはないとのこと。でもまだ胃の下部のみ、これ以上悪くならないようにと薬をもらいましたが、飲んだり飲まなかったりでした。

お酒は普通に飲めるし、食事も美味しくバランス良くとっていたつもりです。と聞こえはいいですが、日々結構な量の食事をとり深酒も少々して就寝。暴飲暴食気味だったかもしれません。

便潜血検査は陰性と出ましたが、ちょうどその頃従弟が内視鏡検査でポリープをとったら大腸がんだったという知らせを聞き、おなかの右側がやっぱり気になり…

早々に検査を申し込みました。

 

検査の準備

検査の説明を受けるのに1週間前に受診。先生と看護師さんからお話を聞き、書面にサインし説明書と準備食をもらって帰ります。

検査の時には大腸内をからっぽにしておかなければならないため、説明のお手紙には、注意事項や前日当日の食事や飲み物の摂り方、薬の飲み方等事細かに記してありました。

チェックシートには当日の排便の状況がこのようになれば検査可能と画像で添付してあります。3日目前から繊維の多いもの、消化の悪いものは避けてください、また排便状況をチェックしてくださいとあったので、この辺りから目新しいものを食べたりしないようにし、お酒も少しだけにしました。

 

検査前日

前日の朝の食事はいつも通りでOKです。

消化のよいものをとるようにとあったので軽めに食事しました。

何を食べたか忘れてしまいましたが。

昼食と夕食は、コロミルという消化の良い検査準備食を食べます。

 

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大腸検査食

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昼食と夕食

 

  • 昼食用コロミル(大根とじゃがいもの鶏そぼろあんかけ・白がゆ)
  • 夕食用コロミル(煮込みハンバーグ・白がゆ)

グリコなんですね~コロミル。。

普通にレトルトのお味であんかけはあっさり、煮込みハンバーグは思ったよりコクがありました。量は少な目。準備食だから仕方ないですね。

何かトッピングしたくなるのをがまんし、その後ついつまみ食いしそうになるのも思いとどまりました。

晩にはぴったんこカンカンで志尊淳さんが焼肉やの紹介で分厚い牛タンをめちゃ美味しそうに食べており、検査が終わったらお肉を食べよう!と切に願いました。

 

飲み物は、牛乳などの乳製品、繊維飲料水、果実入飲料水、酒(アルコール類)は前日まで摂取可能とありましたが、特に欲することもなかったので、紅茶やお白湯を飲んで過ごしました。

 

就寝前(午後10時)に錠剤(プルゼニド)2錠をコップ1杯(200㎖)で飲みます。

飲んだことないけど、コーラックみたいな感じです。

薬は飲みましたが、10時には眠れませんでした。

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検査当日

いよいよ絶食です。と言っても3時には検査が終わります。今から水分をいやというほど摂るのですから空腹でこまる気はしません。

でも終わればお肉は食べたい!

どうせ?水分はたくさんとるのに、朝は水分を十分にとってくださいとありました。水単体で飲むのも大切なのでしょうか。

お茶やウーロン茶、麦茶、コーヒー、紅茶、スポーツドリンクは検査30分前まで飲んでよいとのことでしたが、コーヒー紅茶でてきめんトイレが近くなるので終わるまではお白湯と水にしようと、次の水薬の前に少しお白湯を飲みました。

 

午前8時に水薬(ピコスルファートナトリウム液)を コップ1杯(200㎖)以上の水に入れて飲みます。大き目の目薬みたいなサイズです。

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ピコスルファートナトリウム液

無色透明で ほのかに甘い味でした。

立て続けに、ビジクリア配合錠を5錠ずつ、同じくコップ1杯(200㎖)以上の水で飲みます。

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ビジクリア配合錠

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1回分



これを15分おきに6回、コップ1杯(200㎖)以上の水で飲んでいきます!

5錠を6回で合計30錠。200㎖の水が6回で合計1、2リットル。

昔は錠薬じゃなくてまずい水薬のようなものをもっと量飲まされた気がします。それも病院の待合近くの別室で。その時より楽だなという印象です。家でゆっくり飲んでトイレに行けるのもいいです。母に聞くと、今でも大量の水薬を病院で飲んで検査をしたと言っていましたし、病院によって検査方法はまちまちのようですね。飲む水はそのままだと冷たいので、ぬるめの水を用意しました。

 

(1回目) 

一粒がなかなかの大きさですが、まだ1回目だからか水ひと口でわりとするっと飲めます。矢継ぎ早に5粒飲みますが、すぐ便意はなく、お腹が少しはる感じ。

(2回目)

200ccの水を飲むのが本日3回目。1回目よりするする飲めないが余裕で飲めました。1回排便。 

(3回目) 

そうのこうのですぐに15分たちましたが、まだまだ飲めそう。でも200cc飲むのに1分半くらいかかりました。

(4回目)

飲む前に実家から電話。飲めてるー?って、今?!?その後トイレ2回目、3分遅れで温かめの白湯で急いで飲んですぐトイレ3回目。そろそろ便が水状態に。1〜3回目はぬるい水で飲んでいましたが、もう少し温かくゆるめの白湯のほうが飲みやすいことを発見。

(5回目) 

あともう少し!トイレ4、5回目。みかんの果肉の小さなかけらのようなものがまだ少し浮遊しているが、ほぼ黄土色の水溶便となりました。

(6回目)

飲み終えた!うれしい!という気持ちでいっぱい。飲む前は、ビールは飲めても水はどうだろうと思っていましたが、お白湯だとほの温かく甘く感じられて、思ったより最後までスムーズに飲めました。

トイレ6,7回目のあと、8回目は全て飲み終えて40分すぎ。胃腸が空っぽになった感覚でけだるく軽い頭痛がありました。回数は正の字でチェックシートに書いておきました。結局トイレは合計10回ぐらい、今後はウォシュレットの導入を考えたいです!

飲み終わってしばらくして、病院から電話が入りました。大丈夫ですか?飲めましたか?水分を沢山とってくださいねと言ってくださったけど、飲むとまたトイレに行きたくなるので(大のほう)コップ1杯弱でやめました。

 

検査開始時間の20分前に病院に着きました。検温後に早速検査着を渡されて着替えます。

使い捨ての上等の不織布のような薄いガウンのようなのと、パンツ。

共にお尻後ろ中央に縫い目がありません。

マスクをとり、あれよあれよと診察台の上に寝かされて点滴の針がさされます。

指先には心拍数?をはかるようなものをはめられたのですが、ネイルをしていて(とっておくようにと説明書に書いてあったのに、すみません、汗)反応がうまく出なかったようでした。

先生がいらしたら、お薬入れますねーとのこと、まだ意識がはっきりしているので不安な思いでいっぱいでしたが、先生登場~すぐに安定剤が効いてきました。

眠たかったらそのまま寝てもいいですよーと言われ、ふーっと気が遠くなるのですがその手前のまま寝落ち寸前がずっと続いて終始まどろみ状態、検査の器具が入ったのすら気づかずに、たまにおなかがもごもごするくらいで痛みなどまったくありませんでした。すごい!!

検査は20〜30分くらいで終了。

終わって取り出すときはわかりましたが、ほとんど痛みや張りはわからないまま。そして検査室を移動して30分ちょっとそのままで休みます。

 

 

検査その後

ずっと寝ていたいくらいのまどろみでした。安定剤鎮痛剤が絶妙な配合なのでしょうね?!いつまでも寝かせてもらうわけにはいかず、起こされて着替えをし待合で待っている間、看護師さんから、ポリープがありましたよーと告げられました。あららら。

ポリープ切除術後の説明を聞き、本日はうどんや粥などを少量摂取して下さいとのこと。切除したところにクリップが2つ止めてあり沢山食べると出血の原因になるからと。止血の薬を2日分もらいました。そして2―3日は油ものや高蛋白の食事は避けてくださいと。

お肉、おあずけでした。

でもよかったです。

便潜血検査で陰性でも内視鏡検査してよかった。

先生から大正解だったと言われました。

はい、よかったのですが・・・

今回の検査、ばたばたと退職して保険証を早々にお返ししてしまったために離職票がまだ届かず、国民健康保険に加入できていないまま10割負担で受けることになってしまいました。ポリープ切除もしたので6万円ちょっと!!ポリープがなければ5万円からお釣りがくる予定でした。あとで戻ってくるとはいえまた胃がきりきりしそうですが多めにお金持ってきてよかったです。汗。

そして、心躍るお肉とお酒は3日後の晩に再開いたしました!

胃腸が元気だと気持ちも元気になります。病は気からというけれど、本当に調子が悪かったら

、ご飯も食べられず力もわかず、前向きなことや創造性みたいなことが全く頭に浮かびません。

食べることは生きること。

誰がが言ってましたね。

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アンティパスト

 

 あ、最後に、ポリープは見つかりましたが、冒頭に書いたお腹右側の違和感について。どうやら右の腸のカーブのところが人よりかなり入り組んでいるらしいのです…先生より、腸のぜん動運動で影響を受けてしまうのでしょうとのこと。あぁ動いてるなぁと思うくらいでよいようです。顔や体が皆ちがうように、体の中も色々と個人差があるのですね。気になる症状があっても原因が分かってアドバイスしていただくとほっとします。まずはこの件ひと安心。長々とお読みいただきありがとうございました。